銃撃でイスラエル人2人死亡

Published by
共同通信

 【エルサレム共同】イスラエル軍が占領するヨルダン川西岸で19日、イスラエル人の男性(60)と息子(28)が銃撃され死亡した。現場は西岸北部ナブルス近郊にあるパレスチナ人の町ハワラで、洗車場にいた2人を男が至近距離から拳銃で撃って逃走した。軍はパレスチナ人が殺害した可能性があるとみて、男の行方を追っている。

 イスラム組織ハマスは「占領という犯罪に対する自然な対応だ」とする声明を発表した。

 イスラエルで対パレスチナ強硬派のネタニヤフ政権が昨年末に発足後、パレスチナとの暴力の連鎖が続き、イスラエルメディアによると、今年に入り西岸でパレスチナ人173人が死亡、イスラエル側では28人が死亡した。