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共同通信
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政府が東京電力福島第1原発の処理水を24日から海洋放出すると決めた22日、福島県沿岸部の水産関係者からは、性急にも見える政府の動きに「全国漁業協同組合連合会に時期を伝えなかったのに突然決めて、闇討ちのよう」と批判が上がった。放出後も「おいしい福島の魚を買い続ける」と話す買い物客の姿もあった。
経営するスーパーで地元相馬市の魚介類を扱う中島孝さん(67)は「国民の反対世論が燃え広がらないうちに流してしまおうという魂胆だろう」と怒りをあらわにした。2012年に試験操業が始まった直後、地元産タコの試食を客にきっぱりと断られたことが忘れられない。