「下品な言動まん延」と証言

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共同通信
福島地裁

 陸上自衛隊郡山駐屯地(福島県)に所属していた五ノ井里奈さん(23)に対する強制わいせつ罪に問われた、元3等陸曹の男3人=懲戒免職=の第3回公判が23日、福島地裁で開かれ、男性現役隊員の証人尋問が行われた。現役隊員は当時、下品な言動がまん延していたとし「女性隊員を傷つけていることに疎くなっていた。(感覚が)まひしていた」と涙ながらに話した。

 現役隊員は五ノ井さんや被告の元同僚で、検察側証人として出廷。調査段階で被告の1人から「おれはやっていないよな?」と言われたとし、調査に対して「見ていない」とうそを付いたとも証言した。