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共同通信
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徳島県警は23日、中国産ワカメを同県鳴門産と偽って表記、販売したとして、不正競争防止法違反(誤認惹起表示)と食品表示法違反(原産地虚偽表示)の疑いで、徳島市の既に廃業した卸売業者「ヤマニフーズ」の福田英貴元代表(51)を書類送検した。「鳴門産とした方が利益になる」と書類送検容疑を認めている。起訴を求める「厳重処分」の意見付き。
書類送検容疑は2022年2月9日、業務用加工食品の中国産ワカメを梱包した段ボール箱に、「鳴門産」と記載のシールを貼ったり、納品書や宅配便の送り状に「鳴門産わかめ」と表記するなどした疑い。