未明の発射、対応追われる

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共同通信

 北朝鮮が衛星発射を試みたとみられるミサイルが上空を通過した沖縄県では、24日未明に全国瞬時警報システム(Jアラート)のサイレンや避難を呼びかける防災無線が鳴り響き、自治体関係者が被害の有無を確認するなど対応に追われた。

 県庁には職員数人が夜通しで待機。午前4時過ぎ、防災危機管理課では職員が市町村などに電話し被害情報を確認していた。報道陣が詰めかけ物々しい雰囲気となった。

 未明の石垣市中心部では人の姿はまばら。飲食店での仕事を終えて帰宅する途中だったという男性は「定期的に撃っていてまたかという感じだ。石垣島に飛んでくるとは思っていないがやめてほしい」と表情を曇らせた。