衛星発射、警報なら避難を

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共同通信
沖縄県宮古島市の座喜味一幸市長(左)から要望書を受け取る松野官房長官=23日午後、宮古島市役所

 松野博一官房長官は23日、沖縄県宮古島市を訪問し、座喜味一幸市長と面会した。北朝鮮が24~31日の間に発射すると通報した「人工衛星」が南西諸島上空を通過すると見込まれるのを踏まえ、全国瞬時警報システム(Jアラート)が発令された場合には避難行動を取るよう要請した。

 衛星発射に関し「弾道ミサイル技術を使ったものは明確な国連安全保障理事会決議違反だ。強く抗議した」と強調。Jアラートが発令された場合は「部品などが落下する恐れがある。可能な限り建物に一時避難するなど必要な行動を取ってほしい」と求めた。