安保理、北朝鮮衛星発射を協議へ

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共同通信
米ニューヨークの国連本部

 【ニューヨーク共同】国連安全保障理事会は24日、北朝鮮の軍事偵察衛星打ち上げへの対応を協議する公開会合を25日午後(日本時間26日午前)に開催することを決めた。今月の議長国を務める米国が明らかにした。日本や米国、英国など計7カ国が要請した。

 米国連代表部は、核・ミサイル開発の推進が衛星発射の目的だと指摘。「弾道ミサイル技術を使った打ち上げは複数の安保理決議に違反し、北東アジアなどの緊張を高める」として、安保理が非難すべきだと訴えた。

 安保理は2018年以降、北朝鮮の弾道ミサイル発射に対し、制裁決議や声明の採択などの具体的な対応を取れていない。