遺体切断の親子3人、鑑定留置へ

Published by
共同通信
札幌・中央署を出た田村修容疑者を乗せた車=16日

 札幌市の繁華街ススキノのホテルで7月、男性(62)を殺害し、遺体を切断したとして無職田村瑠奈容疑者(29)=同市厚別区=と両親が殺人の疑いなどで逮捕された事件で、札幌地検が3人の鑑定留置を札幌簡裁に請求し、認められたことが25日、捜査関係者への取材で分かった。期間は28日から来年2月28日までの半年間。通常は2~3カ月のことが多く、異例の長さ。

 父で精神科医の修容疑者(59)と母のパート従業員浩子容疑者(60)の弁護人は25日にも、決定を不服として札幌地裁に準抗告する方針。