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共同通信
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東京電力福島第1原発周辺で採取した海水を分析した結果、放射性物質トリチウムの濃度は機器が検出できる下限値を下回った。日本を訪れた外国人からは25日午後、不安の声の他、政府の対応に理解を示す意見もあった。
観光客の人気が高い東京・銀座。フィリピン・マニラから家族で訪れたバーン・リムさん(55)は処理水放出を受け「自分の健康よりも、もっと若い人たちの健康が心配だ」と語った。
中国は日本産水産物の輸入を全面的に停止するなどの措置を実施。上海から来た劉文徳さん(44)は「日本政府には海洋放出の他に選択肢がなかったのだろう。中国には中国の譲れない理由があるはず」と冷静に話した。