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共同通信
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【ヤンゴン共同】ミャンマー軍事政権は27日、東ティモール政府がミャンマーの民主派組織「挙国一致政府(NUG)」を支持し、関係を深めていることを理由として、ミャンマー駐在の東ティモール代理大使に国外退去を命じたと発表した。東ティモール政府は「追放」を非難する声明を発表した。
米欧諸国などもミャンマーの民主派支援を打ち出している。国際的な孤立を深める軍政が強硬姿勢を他国にも拡大するか否かが焦点となりそうだ。
発表によると、軍政は25日、東ティモール政府に外交通達を送り「再三の警告にもかかわらず、NUGへの関与を繰り返した」と非難、代理大使に9月1日までの国外退去を命じた。