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共同通信
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三菱重工業は28日、日本初の月面着陸を目指す探査機「SLIM(スリム)」を載せたH2Aロケット47号機を種子島宇宙センター(鹿児島県)から打ち上げる予定だったが、天候不順のため延期すると発表した。発射地点上空の風が強いためとしている。
銀河や星の構造を明らかにするためのエックス線観測衛星「XRISM(クリズム)」も搭載。国産の大型ロケット打ち上げは、今年3月に新型のH3ロケット1号機が失敗して以降は初めてで注目を集めていた。
スリムは月の狙った場所にピンポイントで着陸させる技術実証が目的。