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共同通信
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百貨店そごう・西武の米投資ファンドへの売却計画に反発している従業員の労働組合は28日、経営側に対し、ストライキ権を31日から行使すると通知した。親会社のセブン&アイ・ホールディングスは9月1日にも売却を決議する意向。労組は「売却の意思決定をしないと明確になればストは回避するが、状況に変化がなければ実行する」と宣言した。
労組は、百貨店事業の継続や従業員の雇用維持が不透明なまま、経営側が強引に売却計画を進めていると批判。7月にスト権を確立して団体交渉を重ねたが、納得できる回答が得られていないとしている。