Published by
共同通信
共同通信
積水ハウスは28日、木造住宅の耐震性を高める独自技術をパートナー企業に提供して「オープン化」する業界初の取り組みを9月に始めると発表した。基礎や柱といった主要な構造部分を積水ハウスが施工し、外装や内装を各地の提携先企業が担う共同建築とする。首都直下地震や南海トラフ巨大地震への備えとして、地震に強い住宅の普及につなげる。
積水ハウスは、金物を介して住宅の基礎に柱を直接取り付け、強度を高める技術などを得意とする。1995年の阪神大震災や2011年の東日本大震災、16年の熊本地震では、揺れによる住宅の全壊、半壊は1棟もなかった。