山火事原因、送電線から出火否定

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共同通信

 【ホノルル共同】米ハワイ州マウイ島の山火事で、地元電力会社「ハワイアン・エレクトリック」は28日までの声明で、強風で送電線が倒れて出火したが、完全に消火されたと主張した。その後の停電中に同じ地区で火災が起きたと説明。山火事につながった火災の原因は「解明されていない」と訴えた。

 地元マウイ郡が、電力の遮断を怠って被害を拡大させたとして同社を提訴したことへの反論として、27日にホームページに掲載した。

 声明で、送電線を原因とする火災は8日午前6時半(日本時間9日午前1時半)ごろに発生したが、地元消防が完全に消し止めたと強調した。