ポルトガルのイワシ缶詰店、TSに登場 全米1号店、派手な店舗に年代順に並ぶ

 

ポルトガルのイワシ缶詰店、TSに登場

全米1号店、派手な店舗に年代順に並ぶ

 

カラフルな缶詰が並ぶ店内(29日午後撮影=本紙)

 

ポルトガルのイワシ缶詰専門店「ファンタスティック・ワールド・オブ・ザ・ポーチュギーズ・サーディン」の全米1号店がタイムズスクエアにオープンした。イワシのタイムマシンのような派手な店舗には、蓋の部分に、1916年から現在までの西暦が記された缶詰が上質なワインボトルのように年代順に並ぶ。ポルトガルでは、23店舗を展開している人気店だ。

運営するポルトガルの魚介類缶詰製造会社大手「コム―ル(Comur)」は1942年創業。48丁目南東角の店舗を10年間の賃貸契約を結んだ。年代順に並べているのは、マーケティング上の策略で製造年とは無関係。誕生年の缶詰を贈り物にするほか、缶にはその年に起きた重要な出来事や、該当年に生まれた著名人の名前などが記されている。

缶詰のほとんどが、約113グラム入りで15ドル。西暦入りの缶詰以外にも、若者のパーティー風景が描かれたカラフルな缶詰、トマトソース入り、燻製、チリ入りなど、30種類の缶詰を提供している。中でも人目を引くのは、金塊のような形をした缶詰で、44ドル(85グラム)と高額。手作業で皮を剥き、骨を抜いたイワシの上には金箔が散りばめられ、高級感を醸し出している。(22日、イーター・ニューヨーク

 

金塊の形をした$44の缶詰(29日午後撮影=本紙)
西暦入りの$15の缶詰(29日午後撮影=本紙)
(29日午後撮影=本紙)
(29日午後撮影=本紙)


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