「学びの多様化学校」に改称

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共同通信

 文部科学省は31日、不登校経験がある児童生徒らが在籍し、学習指導要領に縛られず授業時間を減らすことなどができる「不登校特例校」を「学びの多様化学校」に改称したと発表した。当面は二つの名称を併記する。

 文科省によると、現時点で不登校特例校は全国に24校。学習状況や学力に合わせた少人数指導や、保護者の相談に積極的に応じるのが特徴で、2004年4月に初めて開校した。

 関係団体などから「『不登校』の名称では、これから学校に通おうとしている子どもの意欲をそぐ恐れがある」といった意見を受け、文科省が変更を判断した。