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共同通信
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【ロンドン共同】ウォレス英国防相は30日、スナク首相宛てに辞表を提出し、31日に辞任した。後任にエネルギー安全保障・ネットゼロ相のシャップス氏が任命された。
ウォレス氏は辞表で「この素晴らしい国を守ることで(首相に)仕えることができて光栄だった」と示す一方、「家族(との時間)を犠牲にした」とし、激務だったことが辞任の理由とした。
ウォレス氏は陸軍出身で、2019年7月に国防相に就任。ロシアの侵攻を受けるウクライナへの軍事支援に尽力した。
BBC放送によると、シャップス氏はスナク首相に近く、運輸相、内相などを歴任した経験を買われたとみられる。