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共同通信
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先進7カ国(G7)高官は31日夜、ビデオ会議を開いた。日本側が東京電力福島第1原発の処理水海洋放出に関する取り組みを説明したのに対し、他のメンバーから理解が示された。日本外務省が発表した。
ビデオ会議の開催はG7議長国の日本が呼びかけた。出席した小野啓一外務審議官が、放出開始後もモニタリング(監視)データを迅速に公表し、科学的な観点から何ら問題が生じていないと明らかになっていると説明した。
他のメンバーは、日本が科学的根拠に基づき国際原子力機関(IAEA)と実施する透明性ある取り組みを歓迎した。