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共同通信
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100年前の関東大震災後に流言が広がり、自警団などに虐殺された朝鮮人らの追悼式が1日、各地で開かれた。埼玉県本庄市の長峰墓地では市が主催する式典で参列者が焼香し、手を合わせた。
本庄市の式典で在日本大韓民国民団埼玉県地方本部の崔洛文団長は「事実は決して消すことのできない歴史の一ページだ」と、継承に決意を込めた。吉田信解市長は「次の巨大地震も懸念される。天災における人災は避けなければならない」とあいさつした。
東京都墨田区の都立横網町公園にある朝鮮人犠牲者追悼碑前では、日朝協会東京都連合会などによる実行委員会が式典を開催した。