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共同通信
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36人が死亡した2019年の京都アニメーション放火殺人事件で、殺人罪などで起訴された青葉真司被告(45)の裁判員裁判が開かれる京都地裁の法廷に、警備のための仕切りとして訴訟関係者席と傍聴席の間に透明のアクリル板が設置されることが1日、関係者への取材で分かった。初公判は5日。
平成以降の殺人で最多の犠牲者数となった事件の公判には多くの傍聴希望者が訪れることも予想され、法廷内の安全確保やスムーズな審理進行に配慮したものとみられる。傍聴席には遺族らも座る見込み。
関係者によると、公判は来年1月25日の判決まで予備日を除き計24回開かれる見通しとなった。