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共同通信
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任期満了に伴う岩手県知事選は3日投票、即日開票される。立候補しているのはいずれも無所属で、5選を目指す現職達増拓也氏(59)と、元県議の新人千葉絢子氏(45)。立憲民主党などは達増氏を支援し、自民、公明両党が千葉氏を推す与野党対決の構図だ。4期16年の達増県政の評価などが争点となる。
達増氏は子育て支援の推進や産業振興を掲げ、選挙戦では「一人一人に寄り添う行政を発展させ、県民の幸福度を高める」と訴える。野党支持層以外にも幅広く支持を広げてリードしている。
千葉氏は東日本大震災後の県内に閉塞感があるとして「誰もが安心して暮らせる新しい岩手をつくる」と強調。達増氏を追っている。