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共同通信
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林芳正外相は3日、中東と欧州歴訪に向けて日本を出発し、最初の訪問国ヨルダンでサファディ副首相と会談した。ヨルダンに続いてエジプト、サウジアラビア、ポーランドも訪れる。中東で中国が影響力を増している現状を視野に、産油国との連携を強め、エネルギーの安定供給を目指す。
エジプトでは5~6日に外相会談やシシ大統領への表敬に加え、アラブ連盟加盟国外相らと第3回の「日アラブ政治対話」に臨む。
サウジでは7日に湾岸協力会議(GCC)加盟国との外相会合を開く。来年の交渉再開を目指す日本とGCCの自由貿易協定や、次世代エネルギー分野での技術協力について協議する見通しだ。