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共同通信
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【ハバナ共同】社会主義国キューバの政府は5日までに、ウクライナ侵攻にキューバ人を雇い兵として参加させる目的のロシアの人身売買組織を摘発したと発表した。声明で「キューバはウクライナ紛争に参加しない」とロシアを非難した。
ロシアはキューバと関係が深く、経済的困窮から国外に出るキューバ人が渡航しやすい。ロシアでは侵攻の長期化で兵員不足が深刻化している。
キューバ政府は「雇い兵に反対する堅固で明白な姿勢を伝統的にとってきた」とし、国民がいかなる国に対しても武力行使することがないよう「断固として行動する」と強調した。