米共和重鎮発作の証拠なし

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共同通信
7月、ワシントンで一時放心状態となり、同僚に手助けされる共和党のマコネル院内総務(中央)(AP=共同)

 【ワシントン共同】米政界の重鎮で共和党上院トップのマコネル院内総務(81)が7月と8月の記者対応中に放心状態で無言になり、高齢による身体の衰えが危ぶまれていた問題で、担当医は5日、発作や脳卒中、パーキンソン病などの証拠はないと書簡で証言した。ロイター通信が報じた。

 マコネル氏は3月上旬にワシントンのホテルでの夕食会で転倒し、脳振とうのため一時入院。担当医は、マコネル氏の脳波などを精査し、複数の神経科医とも協議したとし「3月の転倒から回復途上にある」と説明した。