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共同通信
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自民党は5日、党改革実行本部の会合を開き、女性国会議員の増加に向け、党所属の若手国会議員が「メンター」と呼ばれる指南役を担う制度の導入を決定した。女性活躍を掲げる岸田文雄首相(党総裁)の「時代は大きく変化している。国民目線に立って、不断の改革を進めてほしい」との指示を踏まえた。
新制度は、女性の新人が衆院選小選挙区の公認候補予定者となる支部長に就いた際、メンターとなった党所属の若手議員が選挙対策などを助言する内容。女性の政界進出を促すウェブサイトも新設する。
自民は所属国会議員の女性割合を現在の約12%から10年間で30%に引き上げる目標を掲げている。