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共同通信
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2021年1月に広島県呉市で電車にはねられ、死亡した市立中2年の男子生徒について、呉市いじめ問題等調査委員会は7日、調査報告書を公表し、仲間外れや中傷などのいじめがあったと認定した。いじめと死亡との関連性は否定できないと指摘した。
調査報告書によると、男子は20年7月~21年1月、学校内で他の生徒から商品名を言い換える呼び方をされたり、周囲から一斉に逃げられる仲間外れを受けたりした。所属するLINE(ライン)グループが消され、中傷されたこともあった。
調査委は、いじめ防止対策推進法に基づき、こうした行為がいじめに当たると判断した。