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共同通信
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国民生活センターは6日、海外から個人輸入した医薬品や化粧品で健康被害が出ているとして、消費者に注意を呼びかけた。日本国内の法的規制を外れているため、品質や安全性が確認されていないなどのリスクもあると指摘。センターは「配合成分の効果や副作用の恐れをよく調べてから、購入するかどうか判断する必要がある」とアドバイスしている。
センターによると、今年6月、医薬品の個人輸入サイトで購入したとみられる美白クリームを20代女性が使用した結果、皮膚がかぶれたなどの情報が寄せられた。女性は5月、化粧品との認識で購入したが、実際には医師の処方が必要な医薬品成分が含まれていたという。