Published by
共同通信
共同通信
中古車販売大手ビッグモーター(東京)による自動車保険の保険金不正請求問題に関し、消費者庁の新井ゆたか長官は7日、公益通報者保護法に基づく内部通報体制についての報告を、同社から4日に文書で受けたと明らかにした。内容を精査し「近々、適切に対処していきたい」と述べた。
また、ビッグモーターに関する消費生活相談が2022年度に1491件あったことに触れ、23年度の相談件数についても「しかるべき時期に公表したい」とした。
ビッグモーターの外部弁護士による調査報告書は、同社内の内部告発に関して「もみ消したと言わざるを得ない」「結果的には握りつぶす形となった」などと指摘していた。