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共同通信
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北海道の鈴木直道知事は7日、北方領土・歯舞群島の貝殻島灯台にロシア国旗のようなものが掲げられるなどロシア側の動きが活発化していることを巡り、「わが国固有の領土でのそうした動きは容認できるものではない」と反発した。北方領土の元島民らが船上から先祖を弔う「洋上慰霊」に同行した後、根室港で報道陣の取材に応じた。
洋上慰霊はロシアによるウクライナ侵攻の影響で北方墓参の再開のめどが立たないことを受け、道などが昨年度に続き実施。知事はロシア側とみられる船が洋上慰霊の船と並走していたことを明らかにした。
貝殻島灯台では最近、ロシア国旗や十字架のようなものが掲げられているのが確認されていた。