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共同通信
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【北京共同】中国外務省の毛寧副報道局長は7日の記者会見で、李強首相がインドネシアで6日に岸田文雄首相と行った立ち話で、日中平和友好条約調印から今年で45年を迎えたのを契機として「両国関係の改善と発展を推進したい」との意向を伝えたと説明した。李氏は「日本が中国と向き合い、歴史をかがみとして未来に向かうことを希望する」と述べたという。
李氏は立ち話で東京電力福島第1原発処理水の海洋放出を批判。「日本は責任ある方法で核汚染水を処置しなければならない」と述べ、従来の中国の主張を繰り返した。