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共同通信
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【ワシントン共同】米ホワイトハウスは7日、ハリス副大統領が新学期に合わせ、銃規制や人工妊娠中絶の権利制限、性的少数者の権利向上で学生らと意見交換するため、大学を行脚すると発表した。2024年大統領選でバイデン大統領と共に「ランニングメート(伴走者)」として再選を目指す中、若者の支持獲得につなげたい考え。
ハリス氏は担当する不法移民対策で評価が低いなど、バイデン氏の後継者としての能力を不安視する声が根強い。将来、大統領の座を狙う上で存在感をアピールする思惑もありそうだ。
バイデン氏が2期目を務めた場合、任期終了時には86歳。在職中の死亡など不測の事態が起きた場合はハリス氏が昇格し、史上初の女性米大統領となる。軍最高司令官の重責も担うことになるため、ハリス氏の評価がバイデン氏の再選戦略に直結すると目されている。
各種世論調査の結果をまとめた政治サイト、リアル・クリア・ポリティクスによると、ハリス氏の直近の支持率平均は36.8%、不支持率は55.2%で、人気は低迷気味だ。