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共同通信
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林芳正外相は8日、ポーランドを訪れ、ラウ外相と首都ワルシャワで会談した。ロシアによる侵攻が続くウクライナを巡り、中長期的な復興に連携して取り組む方針を確認。法の支配に基づく自由で開かれた国際秩序の維持・強化に向け、両国関係を強めることも申し合わせた。
東京電力福島第1原発処理水の海洋放出について、林氏は安全性に万全を期して実施していると説明。ラウ氏は日本の取り組みを信頼していると述べた。
日本政府は、ウクライナからの避難民を多く受け入れるポーランドを重視している。岸田文雄首相は3月と7月に相次いで訪問し、モラウィエツキ首相と会談して2国間関係を強化する方針で一致した。