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共同通信
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【ラハイナ共同】少なくとも115人が死亡した米ハワイ州マウイ島の山火事は8日、発生から1カ月を迎えた。最新の警察発表によると行方不明者は110人おり、死者のうち50人以上の身元が判明していない。被害が大きかった島西部の観光地ラハイナでは立ち入り規制が敷かれ、再建のめどは立っていない。
学校や教会などに置かれた避難所は既に閉鎖されたが、州によると、6日時点で約5900人がホテルに身を寄せる。学校の被災などで児童や生徒約3300人が転校を余儀なくされ、地元メディアによると、一部は登校を再開できていない。
陸上での捜索活動は8月末に終了。住民の中には火や煙から逃れようと海に飛び込んだ人もおり、海での捜索が続く。
ラハイナの焼失地域では、環境保護庁ががれきなどに残る有害物質の除去を進めており、住民は立ち入れない。同庁は、完了まで数カ月かかるとの見通しを示している。