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共同通信
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【ニューデリー共同】岸田文雄首相は8日、訪問先のインドでトルコのエルドアン大統領と会談した。日トルコ経済連携協定(EPA)の早期締結に向けて協議を継続する方針を確認。首相は、ロシアのウクライナ侵攻に関し「力による一方的な現状変更の試みは世界のどこであれ認められない」と強調した。
ウクライナとロシアの和平仲介を目指すエルドアン氏は、インド訪問前にロシアのプーチン大統領と会談している。首相はエルドアン氏に「法の支配に基づく自由で開かれた国際秩序の維持・強化の必要性を、国際社会が一致して訴えることが重要だ」と伝えた。
東京電力福島第1原発処理水の海洋放出への理解も要請した。