LRT衝突事故巡り協議

Published by
共同通信
LRTと乗用車が衝突した現場付近=1日、宇都宮市

 栃木県警や宇都宮市などは8日、同市と同県芳賀町間を結ぶ次世代型路面電車(LRT)に絡む交通事故の防止に向け、緊急対策会議を同市で開いた。8月26日の開業から約10日間で、車との衝突事故が連続して2件起きたことを受けた対応。車の運転手に注意を促し、安全確認の徹底を図るよう求める方針を確認した。

 会議には、県警や宇都宮市、運行する第三セクター「宇都宮ライトレール」の関係者約10人が出席。県警の石井清一交通事故抑止対策官は「危険箇所や実態などを情報共有して課題を抽出し、対策を講じたい」と強調した。

 LRTは9月1、5両日、いずれも乗用車との衝突事故を起こし、運転を一時見合わせた。