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共同通信
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【トゥールーズ(フランス)共同】4年に1度、ラグビーの世界一を決める第10回ワールドカップ(W杯)フランス大会で1次リーグD組の日本は10日、フランス南西部トゥールーズでのチリとの初戦に42―12で勝った。初めて8強入りした2019年日本大会を上回る成績に挑む大舞台で白星発進した。
日本はアマト・ファカタバ(BR東京)の2トライなどで前半を21―7で折り返すと、後半はリーチ・マイケル(BL東京)らがトライを挙げた。計6トライでボーナス点を加点し、勝ち点5を手にした。
9日に左脚にテーピングをしていた姫野和樹主将(トヨタ)は欠場し、流大(東京SG)がゲームキャプテンを務めた。大会前の世界ランキング14位で10大会連続出場の日本は、同22位でW杯初出場のチリとは初対戦。格下相手に一時はてこずり、課題も残した。
16年に就任したジェイミー・ジョセフ・ヘッドコーチは今大会限りの退任を表明している。日本は17日(日本時間18日)にイングランド、28日(同29日)にサモア、10月8日にアルゼンチンと対戦する。