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共同通信
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【ハノイ共同】バイデン米大統領は10日、ベトナムの首都ハノイを訪問し、最高指導者のグエン・フー・チョン共産党書記長と会談する。バイデン政権はインド太平洋を重視しており、米高官は10日、ベトナムに向かう大統領専用機内で記者団に、首脳会談で両国関係を「包括的戦略パートナーシップ」に格上げすると明らかにした。
バイデン政権は、アジアで影響力を強める中国に対抗して軍事、経済両面でベトナムとの戦略的連携を深めたい考えだ。ベトナム戦争終結から50年近くを経て、関係を強化してきた両国は新たな局面を迎えつつある。