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共同通信
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熱帯低気圧に変わった台風13号に伴う大雨で住宅の浸水の被害が出た福島県は10日、いわき市の男女5人が新たに体調不良などを訴えたと発表した。茨城県でも男性1人が避難中に転倒して顔に軽傷を負った。浸水した地域の住民は、泥のかき出しや家財道具の搬出などの片付け作業に追われた。
福島県によると、いわき市の70~80代の男女5人が冠水した水に漬かり悪寒を訴えるなどした。いずれも程度は軽いという。
千棟が床上浸水したいわき市内郷地区では、道路脇や駐車場、中学校の校庭に各家庭から出た家具や家電など大量の災害廃棄物が集められていた。