スーパークレイジー君、辞職せず

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共同通信

 不同意性交致傷の疑いで宮崎県警に逮捕された宮崎市議の西本誠容疑者(37)が、10日に接見した弁護士に議員辞職しない意向を示していたことが11日、弁護士への取材で分かった。市議会は11日の本会議で、辞職勧告決議を全会一致で可決した。西本容疑者は政治団体代表「スーパークレイジー君」として4月の市議選で初当選していた。

 弁護士によると、事実関係を争っているため、議員辞職はしないとする意向を弁護士に伝えた。

 市議会は11日の本会議で「いかなる理由があろうとも混乱を招いた責任は極めて重い」などとする、西本容疑者への辞職勧告決議を全会一致で可決した。