モロッコ地震、72時間が経過

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共同通信
モロッコ・マラケシュ旧市街で、損壊した建物のそばを通り過ぎる人たち=10日(共同)

 【マラケシュ共同】北アフリカ・モロッコ中部で起きた地震は11日深夜(日本時間12日朝)、倒壊した建物の下敷きになった人たちの生存率が著しく下がるとされる「発生後72時間」が経過。内務省によると、確認された死者は2862人、負傷者は2562人となった。被災地では外国救助隊の活動が本格化し、行方不明者の捜索が続いている。

 被災範囲が広い上、山岳地帯のため救助活動は難航している。犠牲者はさらに増加する恐れがある。

 8日深夜に発生した地震は中部ハウズ県を震源とし、地震の規模はマグニチュード(M)6.8だった。