メッツとヤンキース、山本由伸投手争奪戦へ 両チームのGM、熱い視線

 

メッツとヤンキース、山本由伸投手争奪戦へ

両チームのGM、熱い視線

 

山本由伸選手(Photo:Orixbaseballclub / https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Yamamoto_Yoshinobu_Orix_Buffaloes_20220514.jpg )

 

メジャーリーグ(MLB)のメッツとヤンキースが来季の戦力強化に向け、オリックス・バッファローズで活躍する山本由伸投手の争奪戦に参戦する可能性が高まっている。 

左腕の山本投手はプロ7年目で25歳。9日にはキャリア2度目のノーヒッターを達成した。今季は14勝5敗、防御率は1.26、143イニングを投げて145奪三振、24与四球の好成績。オフにはMLB球団の争奪戦が予想されている。 

参戦が確実視されているのはメッツ。ビリー・エプラーGMはロサンゼルス・エンゼルス時代、大谷翔平選手を獲得。メッツに移ってからは、「ルーキー・オブ・ザ・イヤー」の期待が高まる千賀滉大投手と5年7500万ドルの契約を結ぶなど日本のプロ野球界を高く評価している。今年7月に訪日して以来、山本投手に熱い視線を送り続けているという。契約金は千賀投手のそれを大きく上回ると考えられている。

ヤンキースも負けていない。ブライアン・キャッシュGMは9日の試合をダグアウト裏で観戦。ノーヒッターを目の当たりにして、スタンディングオベーションで称えた。昨年鳴り物入りでFA移籍したカルロス・ロドン投手はたった10回の先発で防御率6.60と不振。ゲリット・コール投手に続く決め手に欠けるヤンキースが山本投手に触手を伸ばすことは十分考えられる。(10日、amニューヨーク)

 


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