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共同通信
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【エルサレム、ジュネーブ共同】国家分裂状態のリビア東部で大規模な被害を出した暴風雨による洪水で、国際赤十字・赤新月社連盟(IFRC)当局者は12日、約1万人が行方不明になっており、死者は数千人に上る可能性があると述べた。
東部を支配する勢力関係者は、東部デルナで千人以上の遺体を収容し、都市の25%が壊滅的な被害を受けたと語った。ロイター通信などが伝えた。救助活動は難航しており、犠牲者数が拡大する恐れがある。
報道によると、大雨でダムが決壊し洪水がデルナを直撃。デルナの人口は推定約10万人で、東部地域を統治する「リビア国民軍」は2千人超が死亡したとしている。