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共同通信
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【北京共同】中国とベネズエラは、マドゥロ大統領が訪中して習近平国家主席と会談したのに合わせて共同声明を発表し、東京電力福島第1原発処理水の海洋放出に関し「反対する」と表明した。中国外務省が14日明らかにした。
共同声明では、外部勢力が他国の内政に干渉することに断固として反対することで一致したと強調。また、いかなる国が民主主義の価値を乱用して、世界の分裂と対抗を引き起こすことにも反対すると訴え、米国などをけん制した。
さらに、いかなる勢力が台湾、香港、ウイグル、チベット、南シナ海などの問題を口実に中国の内政に干渉することにも反対すると主張した。