Published by
共同通信
共同通信
京都市立中で2018年、1年生だった柔道部の男子生徒が頭を打ち、障害が残ったのは、顧問が練習を止めなかったことに原因があるとして、市は14日、生徒側に約8100万円の損害賠償を支払うと発表した。
市教委によると18年3月末、部活動の組み手の練習中に男子生徒は受け身が取れず、畳で頭部を打った。教員は見ていたが、男子生徒がすぐ立ち上がって練習に戻ったため、容体の確認や練習を止めることをしなかった。
休憩中に男子生徒は意識を失い、救急搬送されたが、右半身まひや高次脳機能障害、てんかんの障害が残った。退院したが、車いすで生活しているという。