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共同通信
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【ロンドン共同】イランの核開発制限を巡る核合意の当事国である英国、フランス、ドイツは14日、イランが合意を守っていないとして、10月中旬に緩和するはずだった制裁の一部を継続するとの共同声明を出した。ロイター通信によると、イランは反発している。
声明では、イランが2019年以来、合意を守ろうとせず、濃縮ウランを合意で認められた量の18倍以上保有しているなどと指摘。英外務省によると、合意が守られていれば、欧州連合(EU)や英国が科す個人や企業に対する制裁の一部が10月18日に緩和されるはずだった。
今後は国連が科している制裁の一部も、3カ国の制裁として取り込む。