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共同通信
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前線に向かって暖かく湿った空気が入る影響で、九州北部は15日、大気の状態が非常に不安定となった。気象庁は同日午前、長崎県で線状降水帯が発生し、同じ場所で非常に激しい雨となっており、土砂災害や洪水の危険が高まっているとして厳重な警戒を呼びかけた。
気象庁によると、15日午前10時までの最大の1時間雨量は、長崎県の平戸市で85.5ミリ、松浦市で69.0ミリ、佐賀県唐津市でも68.0ミリを観測した。
長崎県では14日も線状降水帯が発生。大気が不安定な状態が続いている。
九州北部の16日正午までに予想される24時間雨量は多い所で120ミリ。