Published by
共同通信
共同通信
【ロンドン共同】スウェーデンのカール16世グスタフ国王(77)が15日、在位50年を迎えた。首都ストックホルムで祝賀行事が開かれ、国王は演説で「半世紀にわたり国家元首である喜びと栄誉を享受してきた。今後も国への奉仕を続ける」と誓い、国民の支援に謝意を表明した。
ロイター通信によると、スウェーデンでは王室の人気が高く、今年の世論調査で君主制を支持する人の割合が過去20年で最高水準となった。
グスタフ国王は1947年に父のアドルフ皇太子を飛行機事故で亡くし、50年に4歳で皇太子になった。73年、祖父のグスタフ6世死去に伴い27歳で国王に即位した。