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共同通信
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フランスのマクロン大統領は15日、クーデターが起きた西アフリカ・ニジェールに駐在するフランスのイッテ大使が「人質」のような生活をしているとして軍事政権を非難した。フランスメディアが伝えた。
マクロン氏は記者団に「大使や外交団は大使館で事実上人質となっている。もはや外出もできず、ペルソナ・ノン・グラータ(好ましからざる人物)だ」と述べた。食事の配達は許されず「軍の配給」で暮らしていると訴えた。
軍政は8月下旬、イッテ大使の外交特権を剥奪し、国外追放を命じた。フランスは、軍政が追放を宣言したバズム大統領の政権のみを正統と認める立場を取り、大使の退去に反対し続けている。