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共同通信
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【パリ共同】サウジアラビア・リヤドで開催中の国連教育科学文化機関(ユネスコ)世界遺産委員会は15日、ウクライナの2カ所の文化遺産について、存続が危ぶまれる「危機遺産」に指定した。日本など5カ国は「遺産保護はグローバルな責任だ」と述べ、国際社会に連帯を呼びかけた。
2カ所はウクライナ首都キーウ(キエフ)の「聖ソフィア大聖堂と関連する修道院群」と西部リビウの歴史地区。ベルギーは15日の委員会で、日本やイタリアなど5カ国を代表して発言。「ウクライナの世界遺産保護はウクライナだけでなく、グローバルな責任だ」と強調した。