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共同通信
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任期満了に伴う大阪府東大阪市長選は17日告示され、5選を目指す政治団体・大阪維新の会の現職野田義和氏(66)、いずれも無所属新人の元大阪府議内海公仁氏(67)=共産党推薦、会社員龍神晃弘氏(51)の3人が届け出た。これまで自民、公明両党の推薦・支援を受けてきた野田氏が維新に転向、自民は対抗馬を擁立できず「不戦敗」となる。投開票は24日。
維新が府内で公認の首長を増やし「勢力圏」を拡大できるかどうかが焦点となる。4期にわたる野田市政への評価や物価高騰対策を争点に3氏が論戦を交わす。
野田氏を支援してきた自民は「裏切り行為だ」として対立候補を立てようとしたが、擁立に至らなかった。